HONDA CBR400F


購入動機
当時、レースがしたくてレーサーのベースになるバイクを物色中、発売されたばかりのCBRに決め、免許取得後峠で猛特訓(この辺の考え方が変)したバイク。
その後レース用に改造SS400仕様→F3仕様→部品取りになってしました。
インプレッション
いまだに一番のお気に入りのバイクです、最近暴走族のお兄ちゃん御用達になっているのが悲しいですが、、、
58馬力と59馬力の他車との差は感じなかったです、むしろ他メーカーのバイクの当たり外れの方がひどかった、
REVなるもの(VTECの原型)はあまり意味がなかったです、4バルブのままでも十分、と思われますが、4バルブに切り替わった瞬間の吹け上がりが楽しめたのも事実。

F16インチながら切れ込みはほとんどなく、VFやVTに比べてフロントの加重が使えてよく曲がりました、
ブレーキも、それまでのインボードではなく普通のダブルディスクになったのも正解。

その後、キャストホイール仕様になり、フルカウル仕様のエンデュランスや、シングルシート仕様のF−3が出た。
長所
1.当時としては、初のダブルクレドールタイプのフレーム、カウルの無い(当時はカウル付きのバイクは発売できなかった)レーサーのようなスタイル。
2.58馬力と他車に比べて1馬力劣っていたにもかかわらず性能は互角。
3.ブレーキは当時のバイクとしては利きもコントロール性も抜群。
4.安定感が高く不安のない操縦性。
5.燃費、最高で32キロ走ったことがある、燃料計も結構正確。
短所
1.すぐに性能的に他車に追いつかれてしまったこと、特に重量は重かった。
2.REVは乗っているときにいきなり出力特性が変わるので要注意だった。
3.バンク角が浅い、バックステップにしたら今度はマフラーが、、、、、
4.TRACと言うノーズダイブを防ぐシステムが付いていたが、最近のバイクにはこんなものは着いていない、なぜ?
総括
デザイン的にはレーサーレプリカだが、今ならツアラーとして十分な性能を備えて居ると思う。
コムスターホイールなど当時のホンダのNS500などのレーサーに似せた部分も多く今見てもかっこいいと思う、が、16インチタイヤなど今となっては主流ではない部分も多く時代の流れを感じさせる。
そう言えば、欠点の所にも書いたが、TRACってどっかいちゃった技術ですね。
レーサーとして使ったときには、当たりはずれが少ないので絶対的に速くはないが、性能の維持と言う点ではずいぶん助けられました。
これは、レーサーになったときの写真です、
当時はゼッケンプレートなどは今と違い市販されている物がほとんど無く、
自作したのを思い出します。

ちなみに、スタンドは当時安くて便利だった「γスタンド」です、
同じ物で「GSX−Rスタンド」もありました。


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