倉敷、萩、下関ツーリング

UPDATED 1966/12/13

私の職場は、リフレッシュ休暇というのがあって、定休日と代休をくっつけて4日休みを取ったので、さてどこへ行こうか?まあ、走っていればどこかにつくだろう、でも雨降りは嫌だから、天気の良い西に行くか。


日程 1994.10.4〜10.7

使用バイク カワサキ ZRX400


10月4日 とりあえず西へ

休みの当日の朝、まだどこに行くか決めていなかった、本当は東北は金剛崎に行きたかったのだが、あいにくとそとは雨、天気は回復するという事なので、西の方に行けば雨は降られまい、と言うことで西の方へ向けて出発!!しかし時間はもう9時過ぎ、TVではルックルックこんにちはをやっていた。
まず、名古屋インターから名神で西へ、制限速度+αで走行、「あっ」と言う間に岡山につく、「きびだんごきびだんご」と言いつつ今晩の宿倉敷YHに電話を入れ予約をする、言ってることと行動は別だ。
宿が決まれば、気楽なもの、瀬戸大橋見物としゃれ込むとする、四国側からは何度も見たのだが本州側からは初めて、かといってあまり変わり映えもせず暗くなってきたので今日はさっさとYHに行く。


10月5日 観光観光!!

YHもえらく様変わりしたものだ、ビールの自販機はあるは、消灯時間制限はなくなるは、昔とは変わったものだ。
朝食をさっさと済ませ、せっかくの倉敷、美観地区へ行く、ここははっきり言って朝早くに限る!!何と言っても、土産物屋がいない、人が少ない、しかし油断していると道ばたに土産物屋は出るは、修学旅行の高校生は増えるはもう大変、ゆっくり町並みを見ることも出来ず、すっかりそこら辺の観光地と変わらなくなったので、さっさと先に行く。


お好み村

ひとまず2号線を広島に向かう、途中尾道に寄るが、バイクで来るところじゃないのでそそくさと退散、こうなったら昔から行きたかった広島のお好み村に行くことにする、ところがここで問題が、「場所がわからん・・・」本屋に飛び込んで観光ガイドを買いやっとの事でお好み村に、原爆ドームとかは昔行ったので、ここは腹ごしらえと3軒ほどはしご、「もう腹一杯」幸せな気分となり錦帯橋にゆく。
錦帯橋では、当たり前だが橋があるだけ、渡ってしまうと何のこと無いのでベンチでのんびり昼寝でも・・・、するとどこからともなく猫がやってくる、人なつっこいのでかわいがっていると、たくさん猫が集まってきた、その数5匹・・・、人間にはもてないのに、何故か動物にはもてるんだよな。


食い物屋がない!!

さてさて、錦帯橋をあとにして、今晩の宿秋吉台YHに行くが、晩御飯がないので途中で食べることに、しかし食べ物屋がない!!、しかたなく、その辺のファミレスに入る、聞いたことのない店だが背に腹は代えられない、このままでは背に腹どころか、背中とおなかがくっついてしまう、と言うわけで、ハンバーグ定食を食べたのだが、「うーん・・・・」くっついた方が良かったかも。
秋吉台までに道のりは、はっきり言って寒い!!ネイキッドバイクにはこたえる、まだ10月だよ、YHには私以外にもう一人だけ、スクーターで旅してる人がいた(ごめん名前忘れた)このあと九州に行くとのことで情報交換、やっぱり旅はこういう出会いがないと。


明治維新発祥の地

カルストの大地を走り抜け、今回一番行きたかった町萩へ、私は明治維新頃の歴史小説が大好きで(特に、竜馬が行くは読み出すと夜も眠れなくなる)とにかく「松下村塾」へ、思ったよりも小さいここから色々な志士が排出されたのかと思うと時間を忘れて、見入ってしまう。


萩の町

萩の町にでる、やっぱりこの時期は修学旅行の団体とどこに行っても一緒になる、梅宮辰夫の店の前は正に黒山の人だかり、何しに来てるんだか?
町中をバイクでぶらぶらした後、高杉晋作の生家に行く、他の人の表札がでているところを見ると、ここは、そこの家の人の好意で見学できるようだ、観光地に住むというのも色々苦労があるようだ、こんな平日でもたくさんの人が押し寄せるのだから、大変である、ありがたく拝見させてもらったら、次はいよいよ下関だ!!


下関のふぐ

下関では、ふぐのことを「ふく」と書く、訳分からないな、と思いつつ、ここまで来たら何はなくとも(金はなくとも?)ふぐである、安くふぐを食える店を探すこと(やすくと言うのが問題である)1時間、「ない!!」「安くない!!」「高い!!」と言うわけで、財布の中身ほどふぐを食う情熱の無い私は下関を後にするのであった、高速に乗り、いよいよ関門海峡!!と言うときに、やっぱり空腹には勝てずPAへ向かう、そこで目にしたものは!!「ふぐ天丼」である、しかも980円なんてリーズナブルな、これで下関に来てふぐを食べたことにして、いよいよ九州だ!!


ラッキー!!寝台だぁ

九州に来たところで、いよいよこの旅も終わりだ、阪九フェリーに乗るべく門司港に、昔は小倉からだったような気がしたが・・・、まあいいや乗れれば、夕方のラッシュをかき分け門司港につく、出航までまだ1時間以上有るので余裕で切符売り場へ、ここも修学旅行の高校生でごった返している、切符利場のお姉ちゃんが「今日は、団体が2等を使うので、2等の料金で寝台を出します」と嬉しいことを言ってくれる、もしかして俺に惚れたのか?そんなこと無いかぁ、
とりあえずは安眠を確保したので、出航後船内を探検する、女子高生がいっぱいいてちょっと嬉しかったがこれが大きな間違い、あいつらうるさい!!もちろん寝るにはちょいと早い時間だが、とても寝られたものではなく、寝台の席の隣のTVを見に行く、巨人ヤクルトだったかな中日だったかなをやっている、10人ぐらいの人と見ていたのだが様子がなんか変?話しかけられたことが分からない????、良く言葉を聞くと廻りは韓国人の団体だった、少し日本語が出来る人がいたので、身振り手振りを交えて日韓友好?をTVを見ながらはかったのであった。


ただただ帰るだけ

泉佐野港につく、まだ朝早い、しかし後は帰るだけ、通い慣れた名阪を走りいよいよ名古屋、やっと着いたぞって言う実感もなく、あっけなく家につく、だってまだお昼だもん。
うーんやっぱりオンロードバイクは速い!!


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