乗鞍(ありす)ツーリングレポート

update 1998.07.20


1998.7.11〜7.13


今回晴れて結婚したれいちゃんとともにふたりっきりでツーリングです、本格的な新婚旅行は来年ですが、今回はふたりっきりでのお祝いというわけで、かねてよりお世話になっているありすに行くことにしました。


7月11日 迷ったあげくバイクで

かねてより予定していたありす行きの日が来たのだが、どうにも天気が思わしくない、前日の予報では「車で行った方がいいな」と言った天気だったのですが、今日の予報を見ると、「岐阜20から30%」なのである。
ついでに朝のTVを見たら高山は雨が上がっているのだ。
結局意を決して「バイク!!」で行くことにしてあわてて雨具の準備をする、それにバイクは前日までにあれこれ準備をしていたのだが、車は何も準備をしていない、これは大きな要素となった。

快調に41号線にて名古屋を抜け岐阜県へ、愛知県内で雨を覚悟していたのだがここまでは大丈夫。
ところが可児市に入る頃には「ぽつりぽつり」と雨が、ひどくならないうちに雨宿り兼ねて朝食でコンビニへ。
コンビニに入ったとたんに大雨、しばし休憩。
しばらく待っていても止む気配はないから雨の中かっぱを着て再度出発、41号線をさらに北上、「後ろは濡れなくて快適」とは、れいちゃんの弁。

高山

下呂を抜けると雨は止み、雲は多いもののここから先の天気は心配なさそうである。
丁度お昼に高山に着く、まずは古い町並みが残ったところに行き雰囲気を味わっていたのだが、何しろおお昼、お腹が空いたので高山名物である「ほうばみそ定食」を食べる、肝心のみその味は「こんなものかな?」と言ったところ、だが一緒に付いてきた、ゴマ豆腐甘露煮がおいしく、さらにみそ汁が美味。
高山観光も程々に158号にて乗鞍方面へと走り出したのでした。


安房峠

高山を抜けて安房峠へ、そこでトラブルが、なんと、「エンジンが、、、掛からない、、、、」。
これには困ってしまい、スタンドの兄ちゃんと頭をひねって考えること30分、行き着いた場所はプラグコード
キャップとコードの接続が緩くなってしまい電気がリークしたようだった、
原因が分かればこっちの物、コードの先端を少し切断し刺し直す、すると、すぐにエンジンが掛かり走ることができるようになったのであった、
引き続き安房峠へ、動くようになったとは言えまだ本調子ではないみたいなので、時々エンジンがばらつく、が、走っていれば気分は良い。
 安房峠と言えば、最近トンネルができたので有名、ところが、このトンネルは2人乗りができないので仕方なくと言うかはじめからそのつもりだった峠道へ、
ところがこの峠へ行く道はトンネルと分かれる信号から交通量が激減、快適なワインデングを走れて気分も良い。
頂上の茶屋はすでに営業していなくこの先この峠はどんどん寂れるのだろうか、、、、
しかし、ここで久しぶりに雲が切れ、正面に穂高が綺麗な姿を現したのでした。


白骨温泉

白骨温泉とは、あまりの温泉のきつさに長く浸かっていると白骨化してしまうことからその名が付いた、、、、なんて言うのは大嘘で、じつは、名前の由来は私も知らない。
ここの温泉には以前から興味があったのだが、なかなか来ることができず、今回念願かなってここに来たのだ。
お湯の方は、乳白色で匂いもきつめ、何しろこのあと2日ぐらい温泉の匂いが体からしていたぐらいだ。
私が入ったここは入泉料800円、もうちょっとお値打ちな村営の露天風呂もあるが、入っていた人の話によるとそこは「うすい」そうだ、真偽のほどは定かではないが。
それにここは、人数を管理しているので結構ゆったり入れたのも○。


ありす着

白骨を出れば乗鞍高原まですぐ、のんびりと林道を走り(ここも舗装済み、、、、)20分ほどで乗鞍高原へ、右に行けば乗鞍山頂、左に行けばありす、日が高かったので山頂を目指しても良かったのだが、あわてることはない、明日の方がいい天気なのだからここはありすに直行。
雪のない時のありすも良いもんです、何しろ転倒の心配がない(爆)
毎回来る度にどこか変わっているのだが、それを見つけるのもここに来た楽しみ、今回の目玉はロビーにインターネット専用線を引いたパソコンがあったこと、掲示板に乱入したりして楽しんでみました。
晩御飯は、いつものごとく野沢菜をお代わりしながら、腹一杯、毎回違う献立で楽しませてくれてありがとう。


7月12日 ありす発

今日は昨日とうって変わっていい天気、こんな日はかっぱの心配もないからバッグの一番奥に押し込んでバイクにくくりつけてしまえ。
いつもの記念写真(バイクで来ると写真撮ってくれるんです、ありすのHP見ると載っています、年末のも)を撮って、いざ出発!!まずは乗鞍へ。


乗鞍

天気がいいとはいえども、ここは高原、名古屋向きの涼しそうな格好ではここでは「寒い!!」に変わってしまう、私は?もちろんなめた格好なので標高が上がる度に「鳥肌が、、、、」後ろのれいちゃんは「風よけがあるから丁度良い」だそうです。
頂上の畳平から山頂へ!!と思ったのですが、ガスがひどくて断念(内心ほっ)すぐ横の展望台?まで行くのですが寒いからって調子に乗って走って20メートルほど登ったあたりで息切れ、「そう言えば酸素が薄かったんだ」と、今更ながら思いだし、さらに頭が痛くなってくる、、、
「これは軽い高山病だな」と言うわけで、しばしくつろいだ後に下山したのだった。


木曽福島

乗鞍を下りてまた林道上高地乗鞍線で今度は木曽福島へ、この道は乗鞍から木曽福島への一番の近道である、それに景色も良い、ただ、前を走るパジェロは道を譲らない、「林道の走り方を知らない奴だな」と思いつつ仕方がないから後ろをあおる。
そうこうしているうちに県道に出る、道が広くなればこっちのもの、さっきのパジェロはあっさりパス、気分良く19号を南下して寝覚ノ床煮てそばを食べる。
このあとは恵那まで19号、そこからいつものルートで瀬戸に抜け帰宅。
ただ、旅の最後でまたエンジンストール、迎えに来て貰い事なきを得る。


総走行距離 530`
燃費     約25`
費用   30000円


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