恵那山林道ツーリング

1999.12.11


今年の走り納めは、恵那山林道への林道ツーリングになりました、さすがに山の中はすっかり冬で雪のため真っ白、思いもかけず雪中ツーリングとなりました。

今回の参加者


 久しぶりに林道へ

いざ林道へ今日は久しぶりの林道ツーリングだ、今回は、KDX250を手に入れた加藤(実)さんと一緒に恵那山へ、この二人での林道ツーリングは久しぶりである、わたしも今回は後ろを気にしなくて良い相手とのツーリングなので、思いっきり走れそうだ。
と、言うわけで朝8時に集合した後恵那山へ、天気は曇り、いや、ぽつぽつと雨が降ってきた、、、、、しかし、このぐらいのお湿りの方が走りやすいので気分も盛り上がる。
林道にはいると案の定走りやすく「これなら!!」と気合いを入れたがなんかへん????「タイヤがぱんぱん!!」やっぱダートでは2キロのエアは入れすぎですよね。
エア調整した物のサスをOHしたばかりのKDX実号はサスの動きが悪く四苦八苦、心の中で「今日は俺の方が早いも〜ん」。


 おおっと!!雪だ

雪中!!標高が上がっていくと山陰になる部分にちらほらと雪が積もっていたがあんまり気にせずに走っていた、体も温まってきたことだし、調子もあがってきて調子に乗ってきたこともあり「少々の雪ならへっちゃらだぜ!!」と、すっかりずに乗っていたら「少々じゃないじゃん!!」と言うぐらいの雪が、、、、、期せずして雪中走行になる、、、、、、
「結局ありすに行かなくても雪の中を走るのね」と、覚悟を決める。


 さらに雪

雪の方は、少なくなるどころかどんどん多くなっていく、すると先までどたばたしていたKDX実号はすいすい進んでいき、KLX出羽号はどたばた。
「なぜだろう?」と思ってタイヤを見て納得、「EDタイヤじゃん」私のKLXはただのストリート用のタイヤブロックパターンとはいえ比べ物にはならない、もちろん腕の方もなのだが、、、、、、
頂上をすぎてもまだまだ雪、と言うことは「下り坂も雪かぁ!!!」と、びびりながらのろのろと下っていくのだった。


 雪がなくなったら、、、

何とか雪の林道を乗り切って次の林道に入っていく、うまく通り抜ければまた最初の入り口にぐるっと戻る予定なのだが、、、、、
ともかく分岐から入ってすぐにガレ場が1キロ以上続く、ふと後ろを見るとKDX実号がついてこない、「???」しばらく待っていると追いついてきた「さっきそこで転けちゃったよ」と言っていたのだが、フル装備で来て良かったね。
ガレ場が終わると丸太が「で〜ん」と居座っている、このぐらいなら壁をちょいと上って、、、、「あれ?あれ?」ずるずる滑って丸太にはまる、、、、
まあ、降りて押せば何とかなるんだけどね。


 次は、、、、

丸太を越えたらまたガレ場、そういえば5月に林道を走ったときよりもバイクの状態がいい、あのときはFフォークをOHした直後だったからきっとサスが渋かったのだろう、あのときに比べればバイクの動きがずいぶん良い。
そうして調子に乗っていると今度はついにやってきました崖崩れ、谷底を見ると約50メートル、、、、
しかし、越えられないこともなさそうなので、アタック開始、無理をせずにバイクを押して慎重に越えることにする。


 無事通過

何とかこの崖崩れも越えることができた、これよりひどく崩れていたらもうお手上げなのでなるべくこの先はこんなのがない方が良いといのりつつ走ったのだが、もし、引き返すとするとさっきのをまた越えるのかと思うと頭が痛くなってくるのでなんにも考えないようにする。
すると、今度は一面の氷地帯、標高が上がってきた証拠である。
さすがに氷の上はグリップはゼロ、道の隅っこの方の凍ってない部分を選んで走るのだが相変わらずのガレ場地帯なのでバイクはどこに行くかわからない。


 ついに行き止まり

さらに、倒木や小さな崖崩れを越えていくうちについに本当に道がなくなってしまった、4〜5人いれば何とかなるかもしれないが、時間も押し迫っていることもあり無理はせずに引き返すことにした。
だが、引き返すと言うことはさっきまでの崖崩れや倒木は越えなくては行けない、「つらいっす、、、、」。
おまけに疲れも出てきてクラッチを握る握力はなくなってくるし、バイクのコントロールもままならない、氷地帯ではついたいやが氷の上に乗ってしまいあっという間に転倒、ガレ場の転倒は結構痛いです。
KDX実号は丸太越えで転倒、結構な落差だっただけに大丈夫だろうか?バイクは、、、、、


 お疲れさま

何とか無事に林道を抜けてきて、舗装路に出ると少しほっとした。
ここからは国道沿いにひたすら帰るだけ、周りもすっかり日が暮れてきてあの時点で引き返したのは正解でした。
もう一走りで名古屋です。


総走行距離 250キロ
燃費     20キロ
費用     3000円


 INDEXに戻ります

inserted by FC2 system