2001年 GW四国ツーリング 前編

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2001年4月28日〜29日


今年のGWは、久しぶりに独身生活。
こんなチャンスは滅多にないので久しぶりにキャンプ用品を積んでツーリングへ!!
行く先は四国の剣山!!しかし、時間は2日しかない!!
この強行軍に一緒に行くシェフもいい加減つきあいが良いというか、、、、、


今回の参加者
 私(NORI)ことこのHP管理人 KLX250SR
 シェフ XR600


48時間

いよいよやってきましたGW!!、
前半は嫁さんが九州に子供と共に行っているので私にとっては久しぶりの自由な時間、
となれば、やっぱり「ツーリングでしょ」と言うわけで、行き先も例年走りに行っていた四国は剣山スーパー林道へ。
1泊2日の強行軍なのでさすがにつきあう人はいないかと思われたのだが、

今回も最近私の相棒とかしているシェフが参戦、二人でもう若くはない体にむち打って走りに行くことに。
我々に残された時間は48時間、もちろん次の月曜日は出勤だ!!大丈夫か?。

と言うわけで28日0時我々は出発したのでした。


やっと和歌山

真夜中の名阪国道をひた走り、国道24号線で和歌山に入った頃にはすでに明け方。

二人は疲労困憊、だって「めちゃくちゃ寒い」のだから。
しかもこの時間は一日のうちで一番寒い時間帯、疲労は増すばかりなので自然と休憩も多くなり、
無線をせっかくつけて走っているのに口数もすっかり少なくなる。

和歌山のフェリーターミナルに着いたのは6時、名古屋から6時間、距離にして250キロの移動でした。
フェリーターミナルには数台のバイクがいたのですがさすがにこの時間だとライダーのほとんどは待合室で仮眠をとっている。

フェリーの出航は7時20分、
しばしの仮眠を私たちも取りフェリーに乗ったらまた爆睡、
いや、むしろ失神かもしれない。
ともかく、徳島までのしばしの間おやすみなさ〜い。


いよいよ四国

しばしの睡眠から目覚め「久しぶりの四国だ!!!!!」、
3年ぶりの四国は、フェリーの行き先も以前とは違い徳島行きになっていた。

昔の小松島港なら剣山目指して一直線なのだが、徳島ともなるとちょっと勝手も違う、
それでも通い慣れた道何とか地図を見ずに目的の剣山目指して走ることができた、
ちょっと自慢。


寝床の確保

今回の林道アタックは距離が長いのでできるだけ軽装で走りたい、そこで林道に入る前に寝床の確保をすることにして、今回も「月ヶ谷温泉村キャンプ場」にテントを張ることにした。

例年このキャンプ場はすごく混んでテントサイトの空きがないことも良くあるのだがさすがに時間が早いのでその点は余裕。
とりあえず手続きをして寝床の確保、すっかり身軽になったのでこれで気分も軽くなる。

そうそう、ここのキャンプ場はGWになると毎年川をまたいで鯉のぼりが出るのだが、これが毎年量が多くなる、今年は3本もの鯉のぼりの橋ができていた。
テントの設営をしたら「腹が減った!!!」と、悲鳴にもにた叫び声、キャンプ場にくるまでに買い出しをしてきたのでとりあえず遅めの朝ご飯、と言うより昼ご飯だなこれは。

「それでは行きますか」と、テントの中に荷物を突っ込んで「林道に向けてしゅっぱ〜つ!」とまずはスーパー林道起点に向かったのだった。


今回の秘密兵器

スーパー林道起点を過ぎいよいよダート、おっとあぶない、今回のツーリングは秘密兵器を持ってきたのでセットせねば。
その秘密兵器とはビデオカメラ、小型のCCDカメラをヘルメットの横にくっつけビデオデッキはウエストバックの中、これで走っているところを撮ろうとする計画なのだ。

以前、バイクにカメラをくくりつけるという強引な手法に出たこともあったのだが、カメラはぶれるし振動でノイズは入るし、後で見たら思わず「吐きそう」なビデオが出来上がったのでその反省に立って今回はヘルメットにつけることにしたのだ。

うまくいくかどうかは後での楽しみだ。


いよいよダート

いよいよダートに入った、起点を出発したのはちょうど12時だったのでそこまで名古屋から約12時間、そこから剣山スーパー林道往復はいったい何時間かかるのか?。

私の予想では片道3時間半、でもそれだと帰ってくる頃はすでに真っ暗、あんまり無茶はできないし、まあ、いけるところまで行ってみますか。

とりあえず、この時点では元気いっぱいなのでなかなか良いペースで快走、これなら往復できるかな?、
と、思っていたら「ちょっと待って!!!」と無線に入ってくる、何事かと思ってシェフのところに行くと「荷物が落ちた」とのこと、
落としたのはツールバッグとチューブ、ツールバッグは見つかったのだが、チューブはどこにもない、幸いパンク修理道具は持っているので今回チューブはあきらめることにした。

さい先の良いスタートを切れたと思っていたのだが、いきなりつまずく、果たして無事に戻れるのか?


徳島のへそ

その後はトラブルもなく?順調なペースで走る。
今回はGWの最初と言うこともあるのかバイクも少なく車も少ない、おかげで走りやすくて良いのだがいつもならピースサインの応酬みたいな林道がこれではちょっと寂しかったりもする。
多ければ多いで文句も出るし、すくなきゃ少ないでまた文句が出る、勝手な物だ。

寂しいからと言って無線で何か話したくても残念ながらこの無線、今回はあんまり役に立たない、
と言うのも、70キロ以上出すと風でなに言っているか分からない、おまけにスイッチの位置が悪くて林道では操作しづらい、
仕方がないので一人で歌でも歌って走るのだった。

そんなうちに「徳島のへそ」に到着、これで林道も3分の1だ、所要時間は1時間良いペースだ。
それにしてもここまでくれば大鳴門橋が見れるというのだが、未だかつて見れたことがない、一度は見てみてみたいが残念ながら今日もがすっていて景色どころではない、
ちょっと残念。


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総走行距離 845キロ
燃費     約30(一般道) 約18キロ(林道)
費用     約20000円


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