2003 乗鞍 勝手にヒルクライム

2003.10.11〜12


毎年、夏になると乗鞍を自転車でヒルクライムする競技がある。
そこで我々も、挑戦してみたくなったのだが、イベントというとつい気後れしてしてしまう、
そこで、マイカー規制になり一般車が来なくなり自転車天国(?)となった乗鞍エコーラインに我々も挑戦しに行った。

今回も、カーソルを合わせると写真が切り替わる部分もあるので楽しんでください。


今回の参加者

うぃ〜みさん
例年、乗鞍ヒルクライムに参加しているのだが、今年はエントリーできなかったため、
今回一人で記録を狙っているとか。
合い言葉は「はっ!」
BIANCH
うぃ〜みさん
今回のメンバー中、一番自転車の経験が少ない、旦那であるうぃ〜みさんとは好対照。
cannondale F500
K森さん
彼女は、自転車の経験は少ない物の、陸上選手なのでその実力は未知数。
GIANT 
コケちゃん
そして、いつもの(?)メンツであるコケちゃん、彼も陸上選手上がりなので、密かにK森さんに闘志を燃やしているとか居ないとか。
2003 JAMIS DRAGON
gさん(36隊司令)
「まあ、最後まで上れたらええやん」と、言いつつ、案外意地になるかもしれないgさん。
今回どらやきが無くピンチ。
SPECIALIZED S−WORKS M5
NORI(36隊隊長)
この中では一番お気楽な人なのでは、
「だって、本格的なスポーツの経験無いもん」、と、言いつつ、一番冒険してしまうかもしれない。
TESTACH TIGHT−2
出発
乗鞍ヒルクライムの日。
朝8時に恵那峡SAに集合し、19号から県道で乗鞍に向かう。
大きな渋滞もなくスムースに乗鞍に向かうことができた。

乗鞍に着くと、どうせだから一番下から出発したいので、
乗鞍高原の第一駐車場にはいる、
満車だと言われたのだが、何故か止めるところが空いていたのでとりあえず駐車。

準備に取りかかる。

天気
乗鞍高原は、我々が予想していたよりも暖かく、
gさんに至っては急遽半袖ジャージで走ることにしていた。

天気も良く、スタートの駐車場からはゴールである畳平が見える。

「あそこまで登るんだよ」、
「見えると言うことは近いね」
「、、、、」

そんなに甘くはないと思う。
 暗雲
準備も終わり、いよいよ出発しようとしたその瞬間だった。

「バンッ!!」
と、何かが爆発する音、
「自爆テロか?」と思ったがそんなわけはなく、
原因は、うぃ〜みさんの嫁さんの自転車の前輪が破裂したのだ。
サイドスキンのタイヤは古くなると破裂しやすいのだ、
急遽、サイクルマスターgさんが修理。

 出発

修理も終わりやっと出発。
ここに到着して約1時間後のことであった。
「これ以上何も起きませんように、、、、」

でもそれは甘いのであった。
 うぃ〜みさん前へ
スタートしていきなりうぃーみさん前へ行く、
そりゃあ、我々ののんびりペースには着きあいきれんわなぁ。
我々を置いてどんどん前へ、、、前へ、、、嫁さんも置いて、、、
「三本滝で待っててね〜!」

続いてgさんも飛ばしていく、大丈夫か?まだ始まったばかりだというのに。

そんなにジムの成果は出ているのか?
「所詮ジムではガンダムには勝てんで」とのコケちゃんの言葉も気になる。
 のんびりペース
で、残された我々は、自分のペースでのんびりツーリング。
私の夏の経験から言って、入りはいかに押さえるかがかぎ。

ところで乗鞍は既に紅葉、
せっかくだからのんびり楽しみたい、それに、三本滝までは車も多くて危険だし。

走りながら写真撮っているやつもいるし。
やっと三本滝
gさんが、三本滝に到着。
予想通りうぃ〜みさんが先に到着していたのだが、
gさんの目に飛び込んできた光景は!!!
なんと、うぃ〜みさん転倒!?
でも転ける要素は何もない、、、、、、、と思ったら、
SPDのクリートのネジが2本脱落、1本だけで止まっていたのだ、
おかげで靴をひねればはずれるようになっているSPDペダルもクリートが回転してしまいはずれず、こういう結末に。
おまけに靴がはずれないままもがいている。
gさん「靴脱いだら?
うぃ〜みさん「はっ!なんと、そうですね

gさん一言言ってくれれば撮影ダッシュで駆けつけたのに、、、、すみません、うそです
しばらくしたら、全員集合。
ここまでの距離は約7キロ、ヒルクライムの3分の1が終わったことになる。
とは言え、ここまでは比較的斜度も緩やか(?)で、
ここから先が本格的な登りアタックとなる。

しかし、ここからマイカー規制が掛かるので、バス、タクシーを除けばハイカー&自転車天国だ。

いよいよ中盤戦に出発だ。
本格的にヒルクライム
まず、やっぱりというかうぃ〜みさんが逃げる、
これは予想通りというか、当然だろう。
しかし、フリーをヒルクライム用ではなく平坦用を付けてきたので、
後半どうなるか心配。
2番手は予想に反してgさん。
ジムで鍛えた体力はまだ続いているらしく、予想外のがんばり。
しっかりと、うぃ〜みさんを捉える。

今回gさん&コケちゃんはタイオガのチューブレス用スリックタイヤを装着、
現時点で私が知る限り唯一のチューブレススリックタイヤだ。

その新兵器で追い込みを掛ける。
3番手はコケちゃん。
自分の限界をよく知っている彼は、けっして無理することはない。
ひたすら登り切るための戦略を練る。
すぐ後ろにはK森さん。
彼女が後ろにいるから休めないとはコケちゃんの弁。
普段鍛えた心配能力でコケちゃんとアスリート対決。
そして、うぃ〜みさん嫁。
この中では一番運動経験がないのでどうしても遅れ気味、
おまけに乗り慣れない自転車でかなり苦戦。
果たして完走することができるか?
そして私。
想像以上の酸素の薄さに四苦八苦。
撮影のため先行した後一番後ろから追い上げるのはここではかなりつらい、
先行車に追いつかなくなってくる。

後半へ続く


 INDEXに戻ります。

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