出発 |
いよいよ出発の日が来た、この日は、私(NORI)と店長は仕事があるので、出発前の準備は、主に、gさんとコケ松の頼んで夜7時過ぎに店に集合になった。
今回はサポートカーを6人ということで2台に増やし「今年は3台ずつだから余裕だろう」と思っていたのだが、
いざ出発するときにその様子を見ると、「あと1台増えたら乗らなかったかも」と思うぐらいの荷物、
それにしてもいったいなにが乗っているのだ?
とりあえず、去年よりも早く9時に出発することができ、仮眠も多く取れそう。
ちょっとでも寝ておかないとあとが響くからだ。
快調に、湾岸道から最近つながった東名阪経由で名阪国道に入り休憩、
その後、西名阪、阪神高速とつなぎ淡路島、そして四国上陸となった。
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起点到着 |
出発時間が早かったこともあって、木頭村の起点近くには2時半ごろつくことができた。
そこから7時まで仮眠を取って起点に行き、
いよいよ出発準備。
さすがにあさいちはみんなの動きが遅く、のんびり準備をしながら朝食となった。
ひとしきり準備が終わったら全員で記念写真、
このころは、まだ雨もほとんど降っていなくて全員余裕の表情。 |
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林道走行 |
起点から5キロほど舗装路を走り、いよいよダートへ。
最初にMTBに乗ったのは、店長、うぃ〜みさん、コケ松、gさんの4人。
最初の休憩場所まででgさん張り切りすぎて大丈夫か?
コケ松氏、調子出ず,
サドルの調整をしながら走る。
うぃ〜みさん、さすがに早いあっという間に車に追いついてくる。
店長、起き抜けはいつも調子が悪い、次のポイントでNORIとライダー変更。
そこからしばらく36隊隊長と司令のランデブー走行、
しばらくは視界も良く山の上の方まで我々の行く道が見える。
それを見ながら水分を取るgさん、
その姿からは余裕さえ伺えるのだが、実はどんな表情をしていたのかはカーソルを合わせてください。
ともかく、ずっと上りっぱなし、神山町の分岐までは全く休ませてもらえないヒルクライムだ。 |
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最初の分岐
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登り坂の途中で、サポート2号車をハヤちゃんからgさんにチェンジ。
いよいよハヤちゃんのMTB初体験となった、
「はじめてだから、やさしくして、、、、」と言うわけには行かず、いきなりがんがん登ってもらう。
ここからの目標は分岐までの約8キロほどがんばってもらうのだが、
バイクを貸したgさんもちょっと心配そう。
ところが、我々の予想に反して走る走る、
2〜3キロぐらいで根を上げるかと思いきや、隊長と一緒にしっかり登って来るではないか。
一方、サドルの調整をしていたコケ松氏、
それ以降は快調に登ってくる。
しかし天気もいよいよ悪くなり、霧の中にも突入して視界も効かなくなってきたが、
彼にとってはむしろ「寒さ 」が問題だった。
そして、うい〜みさんはそんな我々を後目にとっくに分岐に着いていたのだった。
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霧の中へ |
しばし休憩した後、うい〜みさんがまずスタート、ここからはしばらく下りが続く。
分岐以降はとにかく霧で前が見えない、
去年もそうだったのだが、標高が上がると霧がひどくなり、標高が下がると視界が開けてくる、
どうやら1000メートルあたりがその境目のようだ、
と、言うことは、この先の国道近くになれば霧もなくなると言うことか。
とりあえず、ヘッドライトを持っている人はライトオン。
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下り(その1) |
下りの途中で、私はカッパを着ていなかったので急遽1号車を店長と交代ハンドルを握ることに。
前回、この区間をハンドル握っていたコケ松氏は、去年との合わせ技での全線走破を目論む。
2号車にはハヤちゃんが乗る。
さすがに下り好きな店長は良いペースで走る、その後をコケ松氏&gさんが追うことに、
で、うぃ〜みさんはと言うととっくに前の方に、、、、、と思いきや、
なんと、しんがり。
今年は去年の教訓が生きていてみんなしっかり雨対策してきていた、去年と同じポンチョの店長が「ひらひら」させながら走ってきた後に、
カッパを着た他のメンバーが追随する形だ。 |
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ファガスの森へ |
国道を抜けて、最高高度地点まではまた登りとなる。
しかもこの区間は起点からの登よりは長い距離なのだ。
とりあえず登り切るまでの3分の2にあたるファガスの森が一つの目安になる。
去年はこの区間でサポートカーが燃料給油のため居なくて精神的にもつらかったこの区間、
それを払拭するために店長はこの区間を乗り切るつもり、
しかし、車から見ていると去年に比べればずいぶん楽に見えるのは気のせいか? |
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この区間は、gさんがコケ松氏を引っ張る。
長い距離を見据えてgさんに引っ張ってもらい体力を温存する作戦か?
ところが、うぃ〜みさんはすでにずいぶん先を走っていた、
登りはいつも彼が引っ張るというか、、、、、すでに見えないところへ、、、、
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ファガスの森 |
ファガスの森一番乗りはうぃ〜みさん、ここまでの登りを圧倒的なスピードで登ってきたが、さすがにへろへろになった。
次に来るのは誰か?霧で全く見えない、
このときの視界は5〜10メートル。
5分ほどして、gさん、コケ松氏と続いて店長もやってきた。
ここまで店長も意地で登ってきた、
去年の雪辱はなったか?
gさんも今年は去年ほどの疲れはなく、gさんのペースで登ってきたコケ松氏も去年乗れなかった区間を無事走破した。 |
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ことしは、食堂が営業していなかったので、駐車場で温かいラーメンをすすりながらおのおの食事をとる。
何しろ寒いのだ、ここでのラーメンが明暗を分ける。 |
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魅せられて、、、 |
ここからは、店長と交代して私が乗ることになった。
先ほど乗ったときは、雨具を使わなくても良かったのだが、
さすがにここからは使わないとつらい。
そこで去年と同じくポンチョが登場したのだが、
私のポンチョは袖がないタイプなのでひらひらする、
おまけに生地が薄くて黄色いから中が透けて見える、そこで付いた名前が「魅せられて走法」又は「エリマキトカゲ走法」。 |
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11万円 |
突然トラブル発生!!
うぃ〜みさんのチェーンが切れたのだ。
こんな時は近くにいて助かったサポートカー。
その中からチェーンを取り出すと素早く交換、
修理代は「出張修理代が6万円、部品代が5万円で11万円ね。」
ここに来てうぃ〜みさん痛い出費、
精神的ダメージを受けて走れなくなるかと思ったのだが、
相変わらずのペースで走り出した。
タフなやつ。
(上記金額はもちろん冗談です)
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徳島のへそ |
徳島のヘソに到着、
去年に続いて霧の中、当然周りは何にも見えず。
天気が良ければこの辺の山々がきれいに見えるのだけども、、、、、
ここの景色を見るためにはまた来年こないと。 |
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下り(その2) |
やっと体も温まり、調子が出てきたところで下りに入った。
ここからはちょっと長い目の下り(約10キロ)が続く。
そこで走っている4台で集団走行、何しろ前が見えないから見失ったら心細い上に、先のコーナーがどっちに曲がっているかわからない。
スピードは直線で40キロ以上、スリリングな下りは続く。
もう一つスリリングなことが。
この道の真ん中に「でっかいクソ」落ちていたのだ、人間ではなんなでかい物は出来ないし、道のど真ん中に出来る勇気のあるやつもいまい。
そして、同じ頃バラバラで走行中、ハヤちゃんが「二本足のでっかいアニマルを見た」と言うのだ、そいつはいったい、、、、、 |
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本日終了 |
下りきったところの広場で本日の走行は終了、
こんばんはここでキャンプすることにする。
まず、おのおの濡れたウエアを着替えテントを設営する。
車2台とタープ一張りとテント3つ、広場はいっぱいになった。 |
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今晩の食事 |
手が空いた者から食事の準備。
今回のメニューは手の掛からないメニューとして「お好み焼き&焼きそば」にした。
一方その頃空にはうっすらと夕焼けが、
明日の天気は良さそうだ。
お好み焼きは当初私が作っていたのだが、途中からほとんどコケ松氏に任せることに。
おかげで、食べるのと飲むのに専念でき満足。
去年に続いて夜8時には就寝。
ところが夜中にたたき起こされる事態なるとはこのときは思いも寄らなかったのだ。 |
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