国道418号、廃道の旅

2004.12.15


今回の参加者

シクロ最強(凶?)伝説を作るべく、今回はJamis NOVA(英会話ではない)で参戦
ジパング店長
前日納車したばっかりのGios(英会話じゃないよ) NATUREで参戦のITO君、これまたシクロ車 先日の鈴鹿8耐では上位入賞した某自転車部デキ GT ザスカー

すっかり頭も生えそろってきた、gさん
今回は、鈴鹿仕様の(ロードタイヤ)のスペシャライズドSJ−M4
そして私、今回はロードタイヤ、ロードカセットと
廃道探検には結構なめた仕様のTESTACH TIGHT-2

今回は、「ちょっと冒険気分で、輪行やろうよ」と言ったずいぶん気軽な気持ちでの計画となった、
しかし、周りからは「廃道って、自転車でも無理なんじゃないの?」とか「本当に道あるの?」とか、「のぼりばっかりじゃないの?」 などと言われてきたが、勇気あるメンバーがそろってくれて非常に楽しい旅でした(もちろん通り抜けられることは事前に調査済み)


輪行
何と言っても、今回の目玉の一つは輪行である。
輪行とは何か?それは、自転車をバッグに入る大きさまでばらし、袋に詰めて担いで電車やバス等公共の交通機関で移動することである。

これならば、各自運転することなく、帰りも駅などであれば何処に行っても良いので、行き当たりばったりな性格の私には向いていると思う。

とりあえず私は、自宅から集合場所である金山駅まで自走、
駅で自転車を止めた瞬間に放置自転車を警戒しているおっさんが飛んできたが、無視!
自転車ばらして袋に詰めたら目が点になっていた、
いい気味である。

電車も来たし、れっつGO!

快適?な移動
自転車をコンパクトにしても限界はある、
折り畳みならもっと小さくなるが、フルサイズの自転車ともなると、これが限界。

もっとも、軽いので思ったよりも大変ではないのだが。

ラッシュ時にはひんしゅく買いそうであるが、空いていると快適。
 誤算
今回の大きな誤算は食料を持参しなかったこと、
「向こうに着いたら駅前でなんか買えばええわ」と甘く見ていたのだが、
なんと、駅前にはなんにもない。

何とか自動販売機はあったので、ドリンクだけは手に入れることが出来た。

次の誤算は、店長のパンク。
こんなところまで仕事持ってくるなんて、、、、、
顔は笑っているが、はらわた煮えくりかえっているに違いない。(カーソル写真に合わせてね)

 サイクリング

国道19号から北へはいる。

まるでgさんの通勤路のような快適な山道を走る、
まるで爽やかサイクリングのような気分で「こんなとこならいくらでも走れるね」なんてこのときは言っていたのだ。
 いよいよ廃道?
橋を渡った突き当たりにいよいよ出ましたこの看板。

ここからいよいよ廃道区間、なのだが、この先まだ少しは集落があるので、廃道というのは失礼に当たるかも。

でも、八百津方面は迂回しろと看板には書いてあるようだが、、、、

まあ、自転車ならたいがいのところは行けるので心配ないが。
 本格的
ダムまでの区間ははっきり言って普通の道が続いていた、
「これならロードで来た方が良かった」なんて考えるほどだったのだが、、、、

この看板から先はまさにこの看板の言うとおり。

でも、それでないとここまで来た甲斐もないのだが。
まだ国道?
このあたりはまだ国道の名残を残している、
なぜなら、「舗装した形跡があるから」だ。

しかし、手入れもされずにほったらかしのこの道は、山側は草に覆われ、
道はひびだらけ。

雰囲気はだんだん酷道っぽくなってきた。

まさに看板の通り

しばらく進むとまさに看板の通り、「落石」だ。
こんなところは自転車の独壇場、担いで越えれば大丈夫なのだが、すでに路面はすっかりアスファルトが覆い尽くされてダートのよう。

だんだん面白くなってきたのだが、
店長楽しそう、、、、、(カーソルを写真に合わせてね)

連続崖崩れ

最初のやつが一番大きな崩れだったのだが、このぐらいの小さな規模のはいくつかあった。

直す気もないようなのでほったらかしのこの道、
木まで倒れてます。

ブロックタイヤ

MTB勢の中で唯一ブロックタイヤを履くデキ君、
移動区間の舗装路では「こぎが重い」などと言っていたが、
ここに来て俄然元気になってきた。

逆に、私とgさんのスリックタイヤ勢は路面に手こずり元気がなくなっていったのであった。

シクロと言えば

シクロ車のカタログってなぜかどろんこで担いでいる写真が多い、
よって、どろんこになってもらいましょう、ぜひ。

と、言うわけではないが、当日は晴天だったがその前に降った雨が残って水はけの悪いところはこんな具合。

おまけに水たまり以外はルートはない、よって、店長は中央突破!!。

すでに国道ではない

舗装された形跡はすでに跡形もない、と、言うことは、
この道は国道なのか?
道らしき物はあれど、ほとんど林道。

でも、我々はこういった道を期待してきたので大喜び。

アップダウンもないし、へたれの我々にはちょうど良いツーリングコースだ。

反対側

迂回路の反対側に到着、
国道の廃道区間なので、もうちょっと走りやすいかと思ったが、案外手強かった。
次に来るときはブロックタイヤで来た方がよいようだ。

トンネル

どうやら心霊スポットらしいが詳しいことはわからない。
はっきりしているのは、照明が全くない!!
つまり真っ暗。

ライトを持ってきていなかったら、中の工事にぶつかっていただろう。

反対側も通行止め

当たり前だが、反対側も通行止め。
いったい何のための国道なんだろう?

我々を楽しませるためにこの道は放置されているのか?

なんにせよ、まだ当分は楽しめそうです。

サル

今年、申年の最後を飾りそうなこのツーリング。

もちろん最後を絞めてくれそうなのがニホンザルたち。

湖畔の柿の実を取りに来ていたようで、10匹以上いた。

昼食?

駅前の誤算から携帯食も持たずに走っていたのですっかり腹ぺこ。

こうやってみると、さっきの猿たちと程度はかわらんなぁ。

駅に向かって爆走

思ったよりも遅くなったので、自走での帰宅を早々とあきらめ、
駅に向かって爆走中。

しかし、途中の長良川に架かる橋で店長がいらん事言うから、
みんな橋の下をのぞき込む。

帰宅準備

帰りは美濃太田駅から輪行。
みんな慣れたのか片づけが早い。

こうしてみると、「オストリッチ」製が多い、
でも、タイプはみんなバラバラ。

自転車を逆さまにするタイプが多いので、
油圧ディスクはエア噛みに注意しないといけない。

とりあえずビール

電車が発車するやいなや私と店長は酒盛り。

なにしろ、車を運転しなくて良い、
自転車で走らなくて良い。

ならビール、と言うわけだ。

ここはまだ空いているからいいんじゃない。

帰宅

さすがに名古屋に着く頃には帰宅ラッシュが始まりだした、
混雑時の輪行はちょっとよろしくないな。

金山駅で私はみんなとお別れ。

夜6時半無事帰宅いたしました。

総走行距離は約70キロ、私は金山まで自走した分距離が伸びたのだ。

参加メンバーはこれに味を占めて第2段を要望している。

総走行距離  70`
費用      3000円
燃費      ???`


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