2009ゴールデンウイーク東海道ツーリング

2009.05.01〜03
東京−静岡


今年のGWは、いつもと趣向を変えて自転車でのロングツーリング、当初の目的は「旧東海道を日本橋から熱田まで走る」でしたが、
いろいろトラブルもあって、、、、、初心者も交えて果たして最後まで走れるのでしょうか?


夜行バス
今回のツーリングは、自転車を事前に佐川急便の営業所止めで送っておいたので、
我々はほとんど手ぶらで東京入り、夜行バスで楽々だったのだが、
あいにく4列シートのおかげで快適というわけではなく、
朝起きて東京に着く頃には「何となく寝たけど寝不足」状態、
おまけに、「ケツが痛い」、
次回からこのルート、夜行バスは無しだな。

高速1000円のおかげで渋滞も心配したのだが、
予定よりも早く東京着、
後の日程が楽になった。
自転車組み立て
東京駅から京葉線に乗り潮見へ、
そこから徒歩で佐川の営業所に行き、自転車を受け取り組み立ててへ。

営業所には自転車好きの人がいて、大変話が早く、
組み立てから着替えまで非常にスムースに行き、
大変助かりました。
 スタート地点へ
自転車の組み立てが終わった所でスタート地点へ移動。

スタート地点の「日本橋」まで8キロほどある、
のんびり移動。

今回のメンバーは、
gさん(スペシャM4ロードスペシャル)
イトウ君(ジェイミズ ドラゴン)
KD君(スコットシクロクロス)
こうちゃん(GIANT シクロクロス)
そして私(隊長)(コルナゴ)
の5人。

当初は6人の予定でしたが、不慮の事故で参加不可、
自転車は伝票張り替えられてそのまま返送。

 日本橋スタート

ほどよくウオーミングアップが終わった所で日本橋に到着。

唯一の集合写真を撮ってからスタート、
東京に長居する理由はない。

まず、品川に向けて国道15号を走るのでした。
 土地勘ゼロ
しばらく走ると「銀座」へ。

「あれ?日本橋と銀座って近かったっけ?」
「新宿ってどっちになるの?」
「どっちが西だ?」
と勝手な会話。

はっきり言って土地勘ゼロ、
つか、
お上りさん状態。
東京タワー
さらに進むと右手に東京タワーが見えてきた、
「おおっ!!東京タワーだ!!」
さらにお上りさん状態。

みんなで一斉にシャッターを切る。

「五反田って書いてるぞ!!」
「あの五反田芸人の五反田か?」

ほんとにこの先進んでいけるんでしょうか?

品川宿

15号を品川で分かれ旧街道へ。

品川宿に着いた。
今回のツーリングはなるべく旧街道をトレースするのが目的なのです。

で、ここから旧街道は一本裏道へ、
でも、
「ただの商店街だね」
「おまけに飛ばせないし」
「ペースが落ちていくね」

今回のツーリング、3日で熱田(宮の渡し)までの予定なのだが、
すでに暗雲が、、、、

生麦

生麦は旧道沿いにたくさんの魚屋があり、昔の活気が残っているようでした。

「良い雰囲気だね」
建物の古い物が残っているとかではなく、
「街道」という物が残っているようでした。

生麦2

生麦と言えば、そう「生麦事件」です。

幕末の歴史が好きな私にとっては、是非とも訪れたい場所の一つ。

生麦の宿の真ん中と思いきや、以外と外れの方でした。

でも、おかしかったのは、
「生麦事件の跡」の隣はビール工場、
ビール飲んで事故でも起こしたら、
「生ビール事件」になってしまいますね。

祭り?
旧街道の中にはこんなところも?

祭り?

よく見ると、日常の風景のようです。

さすがに自転車で突っ込んでいくわけにも行かず、
おとなしく押して進みます。

権太坂

短いですが峠らしい峠がついに現れてきました。

「権太坂って、箱根駅伝の時に聞いたことがあるなぁ」
って、こんなにきついんか?

あっちは国道ですがこっちは旧道。

平地ギヤで来た渡しのチャリではきつい坂です、
チャリのせいと言うよりも、
私の足のせいですが。
かっぱ
戸塚付近でそろそろお昼ご飯の時間、
なるべくリーズナブルな店は?

「かっぱ寿司」があるぞ!!
で決定。

全員に好評だったのは意外にも「ガリ」
儲からん客だこと。

昼食以外にも今回はちゃんと補給をこまめにしながら走ってきました。

松林

東京を出発して意外にも初(?)の松林。

我々の地元の愛知県だと結構長い松林が残っているのですが。
海!!
大磯近くにやってきたら見えてきました海!!
ずいぶん走ってきたもんだ、
何しろもうすぐ静岡県。

東京はすぐに終わったけど、神奈川県は結構長かった。

そうそう、この道は駅伝の中継で見たことあるぞ!!
来年の駅伝中継が楽しみだ。
小田原城
4時頃に箱根の入り口である小田原に到着、
天守閣が見えたので近づいてみると小田原城。

でも逆光だし、木の向こうだし、
目にはいるのはカップルの乗ったボートばかりだし、
私のような既婚のオヤジならともかく、
メンバーの中の3人の独身には目の毒か?

箱根入り口
いよいよ天下の箱根にさしかかった、
旧道の踏切にてやって来たのは、デビュー当時のカラーに戻された「LSE」、
でも、私以外のメンバーは鉄ではないのでそんなことには気がついていないようだった。

ここからがほんとの上り坂、
つか、この時はまだこの先に地獄が待っているとは気がつかなかったのだ。
箱根の登り
関東出身の友人に、「箱根の登りはたいしたことないですよ」と、聞いていたのだが、
実際にはかなりの斜度。

もっとも、その友人に後で聞いたら「東京から来てそのまま登るのはつらいよ、一泊してから登ると思った」とのこと、
先に言って欲しかった。

しかし、登り始めたので、途中で辞めるわけにはいかない、
七曲がりの前ですでに私の自転車は一番軽いギヤ、
シッテングで回せなくなってきたので、ここからはひたすらダンシング。

こんなに長い距離ダンシングで登ったのは初めてです。
箱根の旧道
箱根の旧道と言えば、そう、石畳の道、
車両通行止めなので自転車は担ぎで。

短い距離だったが、疲れた体に担ぎは堪えます、
おまけに薄暗くなってきて早く箱根を超えないとやばいです。
がんばれコウちゃん!!
今回一番がんばったのはコウちゃん、
何しろ自転車歴は4ヶ月、初のロングツーリングが今回、
はっきり言って無茶です。

誘った本人はDNSだし。

助けてやりたいが、私も限界、
足攣りそう!!

今回出来たルール、足が攣ったら「フィッシュ!!」と言うこと、
私は、足が攣りそうな「あたり」は来たのですが、
あわせること無かったので、何とか無事。

箱根頂上
何とか箱根頂上へ、
足は攣りそう、体は疲れた、お腹が空いた、おまけに寒い。

文句いっぱいです、
下ったら三島、目的の沼津までもうちょっと。

本日最後の休憩です。
真っ暗闇
箱根下りだした頃にはすでに真っ暗、時間は8時前。
こんなはずでは、、、、、

とにかく、私が先頭で下る、
途中、猫が飛び出してきたがよける、
でも、後ろのイトウ君は「ヒット!!」MTBのおかげか転倒を免れる。

この下り坂の三島の夜景は綺麗、
三脚持っていたら撮影していく所なのですが。

今回の目的地の沼津に到着、
健康ランドはインターの近く、そこまで最後の登り、
すでに脚力は無し。

その前に、腹ごしらえ、
近くの「王将」にて晩飯。

健康ランドで、速攻で寝る。

本日の走行距離 147キロ
アベ          18.5


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